牛肉料理のハーブ&スパイス

冷蔵庫がない時代、ハーブやスパイスは味つけだけでなく、防腐と保存の手段として使われていました。肉の臭み消しや、消化を助ける役割もありますので、ふだんの食卓でも牛肉と合わせて使いたい素材です。牛肉に合うハーブとして知られているのは、ローズマリー、セージ、タイム、おなじみのパセリも。グリルやソテーをする際に少量を加えて調理します。スパイス焼きならクミン、コリアンダー、パプリカパウダーを合わせたり、ガラムマサラやカレー粉のようなミックススパイスを。煮込み料理にはローリエ、タイム、パセリ、エストラゴンなどをたこ糸で束ねた「ブーケガルニ」を入れます。クローブ、ブラックペッパーを煮込みに使うのもおすすめです。また、牛肉を漬け込むマリネ液に好みのフレッシュハーブを刻んで入れば、そのまま焼いて塩、こしょう、レモンのみで絶品です。

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